安全対策（危機管理）

今、世界や国内にあっても、戦争、差別行為、又大型化した台風、収束の目途もつかない新型コロナウイルス感染症の驚異、自然災害などの大きな危機に直面しており、新生活様式に沿いつつ、改めて園の危機管理が求められます。
「その時、あなたは何をしていましたか？」「何を感じ何を思いましたか？」・・・
私たちは保育者として、大勢の子ども達をお預かりする上で、また危機管理を考える上で、大切にしたい問いかけです。

1.不審侵入者に備えて

すでに国道に面した部分のフェンスと園舎北側塀の改善は行っていましたが、令和元年度に門扉の取り換え工事を行い、防犯カメラの設置と合わせて、外部からの不審者侵入予防とと車両の出入りの安全に備えている。

2.登降園について

幼稚園が国道に面していて交通量も多く、また、スクールバスの出入りも行われるなどから登降園時には必ず職員が門で元気なあいさつと共に子どもたちを出迎えます。
スクールバス降車時の社内確認等、運転士・補助員でのダブルチェックを行い、欠席者の確認など補助員と担任との情報共有をしっかり行っている。

3.緊急通報について

防犯カメラ2台、県警察署への110番通報装置設置、緊急時には、瞬時に警察へ異常の通知が可能。
特に不審者侵入に備え、不審者避難訓練などを行い、、子どもたちが安全に避難できるようにしている。

4.地震、災害、不審者侵入時の避難訓練

毎月1回、園全体で火災、地震、不審者侵入などの避難訓練を交互に行っています。

5.園遊具の点検

毎月1回、担当職員が遊具の危険箇所の点検を行っている。
業者と連携して危険個所の確認とメンテナンスを行っている。

6.耐震などについて

平成28年度の旧園舎の増改築工事も済ませ、建物耐震診断を済ませている。

7.AEDの設置

体調不良を訴え、緊急を要する際に、即座に子どもに対応できるよう、職員室にAEDを設置している。
玄関にAEDの表示看板を提示し、全員職員が対応できるように、研修会などを通して交代でて実施訓練を行っている。

8.緊急連絡について

園からの緊急の連絡は、主に一斉メールやクラス単位でのメール配信を活用している。
個人情報の観点から、電話での通話網は廃止し、緊急時等保護者の方へ連絡が行き届くよう連絡先を園で保管している。

9.非常食

有事の災害に備え「乾パン」と「飲料水」を備蓄しています。
園児が降園前に地震など、何らかの災害が発生した際に、保護者の迎えがあるまで待機中の食物として備えている。

10.ウイルス対策において

手洗い・手指消毒の徹底・換気を行い、感染症流行にはマスク着用の呼びかけをしている。
また、感染者が複数名発症した場合には、保護者へ周知し、予防を呼びかけている。

11.熱中症・PM2.5対策について

玄関に環境管理温湿度計を設置し、毎朝、また日中、その日の数値の情報を確保し、警報や、高い数値が出ている場合は、室内遊びに切り替えて、戸外での激しい運動は控えている。